ケニアの最新情報(080120)
ムインギ県での事業は順調に再開している、とケニアから連絡がありました。
1月13日から19日までのCanDoの活動と政治の動きについてお知らせします。
1. CanDoスタッフの動き
1月14日 調整員 高木加代子さんが日本から、満井綾子さんがタンザニアのモシからナイロビ着。
1月19日 インターン 三上さんが、タンザニアのモシからナイロビ着。
日本人スタッフが全員ケニアに戻りました。
2. CanDoの活動とムインギ県の様子
1月15日 永岡代表理事、満井さん、高木さんの3名がムインギ県に移動(レンタカー)。副知事と開発局長に面会。
ムインギ県内の治安状況は、特に問題なく、自由に現場に入ってよいとのこと。
1月17日 ムイ郡の校長会に参加。
ムイ、カテイコ町の木曜市は、県外との物流が途絶えた感じで、閑散とした状態。
1月18日 3名がムインギ県からナイロビに戻りました。
3日間の出張では、グニ郡での幼稚園教師への保健トレーニング(1月28日から5日間)、
ヌー郡での村長老対象のエイズトレーニング(2月5日から5日間)の準備を行ないました。
2. 政治の動き
○1月15日、国会が招集され、議長選挙が行なわれました。
3回目の投票で、野党、オレンジ民主運動(ODM)のマレンデ候補が4票差で勝利。副議長もODM。
○1月15日、予定されていたアナン前国連事務総長のナイロビ入りが延期。
○1月16日、ODMが各地で抗議集会を実施。
西部のキスム、エルドレット、ナイロビのキベラ・スラム、東部のモンバサで警官との激しい衝突。ナイロビのウフルパークでも衝突。
○1月17日、ナイロビのマザレ・スラムで数百人の警官との衝突。ヒルトンホテル周辺、リバーロード、シティーホール周辺でもデモ。
○1月18日、ODMが反対集会の開催ではなく、与党関係者の会社を標的とした経済的なボイコットやストライキに戦略を変更と発表。
○1月18日、抗議集会の期間終了。
この3日間での犠牲者は、21人以上との報道(ロイター)。
3. 外務省の渡航情報(危険情報)
○1月18日、外務省は、ケニアに対する渡航情報(危険情報)を
「全土: 渡航の是非を検討してください(継続。ナイロビ市の一部地域引き上げ)」
と引き上げました。
佐久間 典子(CanDo理事)
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