ケニアの最新情報(080202)
1月20日から2月1日までのCanDoの活動、
そして政治と社会の動きについてお知らせします。
1. CanDoスタッフの動き
○1月29日、翌日に日本を出発する予定だった、インターンと
JICAのNGO研修を予定していたスタッフは、JICAの決定により渡航を延期
○1月30日、永岡さんがムインギ県からナイロビに戻る
○2月1日、調整員 満井さん、高木さん、
前日に迎えに行った永岡さんが、ムインギ県からナイロビに戻る
2. CanDoの活動。
○1月28日~2月1日、グニ郡で幼稚園教師向け
保健トレーニング(5日間)を開催。出席率は高い。
3. 政治と社会の動き
○1月21日、キスムで、合同葬儀
○1月22日、英国はキバキ(国家統一党-PNU)政権を認めない、
とBBCのウェブサイトに記載
○1月22日、コフィ・アナン前国連事務総長がケニアに到着
○1月23日、ナイロビで、追悼集会
○1月23日、アナンとオディンガ(オレンジ民主運動-ODM)が面談。
オディンガは、翌日に予定していた抗議行動の中止を発表
○1月24日、アナンの仲介で、キバキとオディンガが選挙後、初めて会談
○1月25日、オディンガは首相就任を拒否
○1月25日、ナクルで暴動
○1月27日、ナイバシャで暴動
○1月28日、ムガベ・ウェレ議員(ODM)がナイロビで射殺される
○1月29日、ナイロビ各地(キベラ、カヨレ、ウモジャ、ダンドラ、
ムバガティ、カワングワレ)で暴動発生
○1月29日、アナンの仲介で、キバキとオディンガ会談
○1月31日、キムタイ・トゥー議員(ODM)がエルドレットで射殺される
○1月31日、エルドレットなどで暴動
○1月31日、バン・キムン(潘基文)国連事務総長が、
アフリカ連合(AU)総会が開かれているエチオピアで面談
○2月1日、バン・キムン国連事務総長がナイロビ入り。オディンガと面談
○2月1日、アナンが和平案に両者は合意と発表
4. 外務省のケニアに対する渡航情報(危険情報)(1月31日)
●ニャンザ州キスム、ホマベイ、キシイ、西部州ブシア、カカメガ及び
リフトバレー州ナクル、ナイバシャ、エルドレッド、カプサベット、ケリチョー:
「渡航の延期をお勧めします。
(滞在者のうち、やむを得ない事情により滞在される方を除き、
ケニア国外やナイロビなどの比較的安全な地域に退避するようお勧めします)」(新規)
●上記の地域を除くニャンザ州、西部州及びリフトバレー州:
「渡航の延期をお勧めします」(継続)
●全土(ニャンザ州、西部州及びリフトバレー州を除く):
「渡航の是非を検討してください」(継続)
次のBBCのサイトに州分けの地図が掲載されています。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/7213919.stm
1日も早く、ケニアが落ち着いた状況に戻れることを祈って。
佐久間 典子(CanDo理事)
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