CanDo連続勉強会【第1回】ケニアの歴史と民族問題、現在の課題(4/25 Sat.)
【連続勉強会の趣旨】
(特活)アフリカ地域開発市民の会(CanDo)は、1998年よりケニア共和国の半乾燥地である東部州ムインギ県で、地域に住む人たち自身が考え、その行動によって、暮らしがより豊かに変わることをめざして、暮しの基盤となる教育・保健・環境保全の3つの分野で開発協力の活動を行なっています。
本連続勉強会では、当会代表の永岡が、ケニアの人々が抱える課題について、歴史的経緯をふまえて紹介し、課題の解決に向けた人々の取り組みや、CanDoの事業を事例に外部者による課題解決に向けた協力の可能性について検討したいと思います。
【第1回:ケニアの歴史と民族問題、現在の課題】
2007年末のケニア総選挙に関連して発生した騒動は、多くの死者と土地を追われた人々を生みました。この事件は、様々な矛盾が積み重なってきた結果と思われます。この回の勉強会では、まず、イギリスによる土地の収奪、「民族の固定」など植民地化の歴史をふりかえります。そして、独立以来、富裕層を形成してきたケニア人政治エリートによる「民族」の政治的利用や現在みられる貧富の格差の拡大について紹介し、貧しい人々が「社会的能力」を向上させる重要性について考えます。
【日時】
2009年4月25日(土) 14:45~16:45
【会場】
文京区立 汐見交流館 会議室A (汐見地域活動センター・本郷図書館2F)
東京都文京区千駄木3-2-6 TEL: 03(3827)8149
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_kumin_shisetsu_chiiki_shiomi.html
交通機関:東京メトロ千代田線 千駄木駅 徒歩3分
【参加費】
資料代として1回500円。ただし、CanDo会員は無料。
【特典】
この勉強会修了者(8回以上の参加者)は、ケニアのCanDo事業地に、短期インターンとして優先して受け入れます。
【各回のテーマ・開催日】
第1回(4月25日):ケニアの歴史と民族問題、現在の課題
第2回(5月2日):ムインギ県の人々の生活と援助、CanDoの関わり方
第3回(5月9日):ケニアの教育史・制度と教育協力
第4回(5月30日):住民参加による教室建設
第5回(6月6日):住民への保健教育とプライマリヘルスケア
第6回(6月13日):エイズ基礎知識、ムインギでの課題と住民へのエイズ教育
第7回(6月20日):小学校におけるエイズ教育
第8回(6月27日):環境問題:砂漠化か、気候変動への適応か
第9回(7月4日):(未定:参加者とつくります)
第10回(7月11日):(未定:参加者とつくります)
【永岡略歴】
・1998年よりCanDo代表、1年の半年を事業責任者としてケニアで暮らす。
・2000年~現在:早稲田大学法学部で地域研究(アフリカ)の授業を担当
・2005年~2008年:日本福祉大学で教育協力論の授業を担当
・2009年:明治学院大学で"Aid and Development"の授業を担当
【申込方法・申込先】
以下の参加申込書にご記入の上、担当者へのメールもしくはFaxで送付ください。
Eメール:tokyo@cando.or.jp
Fax:03-3822-1041
担当者:山脇
********参加申込書*********
CanDo連続勉強会に以下のとおり参加を申し込みます。
□第1回のみ参加を申し込みます。
□全ての勉強会に参加を申し込みます。
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Eメール:
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