CanDo連続勉強会【第2回】ムインギ県の人々の生活と援助、CanDoの関わり方(5/2 Sat.)
(特活)アフリカ地域開発市民の会(CanDo)は、1998年よりケニア共和国の半乾燥地である東部州ムインギ県で、地域に住む人たち自身が考え、その行動によって、暮らしがより豊かに変わることをめざして、暮しの基盤となる教育・保健・環境保全の3つの分野で開発協力の活動を行なっています。
CanDoではこのたび、「ケニアの人々が抱える課題と参加型開発協力の役割」のテーマで、4月から7月までの土曜日に10回の連続勉強会を企画しました。
本連続勉強会では、当会代表の永岡宏昌が、ケニアの人々が抱える課題について、歴史的経緯をふまえて紹介し、課題の解決に向けた人々の取り組みや、CanDoの事業を事例に外部者による課題解決に向けた協力の可能性について検討したいと思います。
【第2回:ムインギ県の人々の生活と援助、CanDoの関わり方】
まずは、当会が開発協力に取り組んでいるケニア・ムインギ県の人々の生活の様子を紹介します。この地域で、NGOや援助機関が、住民参加による開発事業を行なった際に、これら外部者は、住民に知識や技術の向上などによる「将来の利益」を語り、住民の参加を促してきたようです。ところが、これら外部者は、村に暮らす住民にとっては、長期的視点を語りつつ、意外に早く消えていく存在でもあります。この経験は、住民が、事業をとおしての将来の利益より、村に開発事業が来ること自体の副次的な利益に着目することになります。
このような状況で、当会が地域社会と関わりを作ろうとしたり、自律的な住民参加を促したりした際の成功例・失敗例や、「私たちは村人になるのでなく、あくまで外部者として村人とつきあう」意味について紹介し、議論を深めたいと思います。
【日時】2009年5月2日(土) 14:45 - 16:45
【会場】文京区立 汐見交流館 会議室A (汐見地域活動センター 2F)
東京都文京区千駄木3-2-6 TEL: 03(3827)8149
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_kumin_shisetsu_chiiki_shiomi.html
交通機関:東京メトロ千代田線 千駄木駅団子坂口 徒歩3分
【参加費】資料代として1回500円。ただし、CanDo会員は無料。
【特典】この勉強会修了者(8回以上の参加者)は、ケニアのCanDo事業地に、短期インターンとして優先して受け入れます。
【各回のテーマ・開催日】
第1回(4月25日):ケニアの歴史と民族問題、現在の課題
第2回(5月2日):ムインギ県の人々の生活と援助、CanDoの関わり方
第3回(5月9日):ケニアの教育史・制度と教育協力
第4回(5月30日):住民参加による教室建設
第5回(6月6日):住民への保健教育とプライマリヘルスケア
第6回(6月13日):エイズ基礎知識、ムインギでの課題と住民へのエイズ教育
第7回(6月20日):小学校におけるエイズ教育
第8回(6月27日):環境問題:砂漠化か、気候変動への適応か
第9回(7月4日):(未定:参加者とつくります)
第10回(7月11日):(未定:参加者とつくります)
【永岡宏昌略歴】
・1998年よりCanDo代表、1年の半年を事業責任者としてケニアで暮らす。
・2000年~現在:早稲田大学法学部で地域研究(アフリカ)の授業を担当
・2005年~2008年:日本福祉大学で教育協力論の授業を担当
・2009年:明治学院大学で"Aid and Development"の授業を担当
【申込方法・申込先】
以下の参加申込書にご記入の上、メールもしくはFaxで送付ください。
Eメール:tokyo@cando.or.jp
Fax:03-3822-1041
********参加申込書*********
CanDo連続勉強会に以下のとおり参加を申し込みます。
□第2回のみ参加を申し込みます。
□第2回以降の全ての勉強会に参加を申し込みます。
お名前(ふりがな):
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会員・非会員の別:
ご連絡先:
Eメール:
参加を希望する理由:
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(特活)アフリカ地域開発市民の会(CanDo)
Community Action Development Organisation
〒110-0001 東京都台東区谷中5-4-3
Tel/Fax 03-3822-1041
Email: tokyo@cando.or.jp
URL: http://www.cando.or.jp/
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