CanDo連続勉強会【第4回】住民参加による教室建設(5月30日)
【連続勉強会の趣旨】
(特活)アフリカ地域開発市民の会(CanDo)は、1998年よりケニア共和国の半乾燥地である東部州ムインギ県で、地域に住む人たち自身が考え、その行動によって、暮らしがより豊かに変わることをめざして、暮しの基盤となる教育・保健・環境保全の3つの分野で開発協力の活動を行なっています。
本連続勉強会では、「ケニアの人々が抱える課題と参加型開発協力の役割」をテーマとし、当会代表の永岡宏昌が、ケニアの人々が抱える課題について、歴史的経緯をふまえて紹介し、課題の解決に向けた人々の取り組みや、CanDoの事業を事例に外部者による課題解決に向けた協力の可能性について検討したいと思います。
【第4回:住民参加による教室建設】
今回は、当会が実施している「教室建設」を紹介します。「学校建設」ではなく、あくまで「教室」建設としているのは、この協力では新たな小学校を作らない点、1回の協力で1教室のみ作る点を明確にしたいためです。あくまで、地域住民が作ってきた小学校を、自分たちで発展させていくための協力をしたいからです。
教室建設を始めることを当会と小学校の保護者全体で合意するまでのプロセス、写真による作業工程と住民参加の具体的な説明、資材管理の方法を紹介します。そして、この事業のなかで地域住民が直面した困難や、それを解決していくことで向上させることができた社会的な能力なども紹介することで、「住民参加」の意義について話し合いたいと思います。
【日時】
2009年5月30日(土) 14:45 - 16:45
【会場】
文京区立 不忍(しのばず)通りふれあい館 4階会議室
東京都文京区根津2-20-7 TEL: 03(3822)0040
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_kumin_shisetsu_shinobazu.html
交通機関:東京メトロ千代田線 根津駅 A1出口より徒歩2分
(注意:第1回・2回の会場と異なりますので、ご注意ください)
【参加費】
資料代として1回500円。ただし、CanDo会員は無料。
【各回のテーマ・開催日】
第1回(4月25日):ケニアの歴史と民族問題、現在の課題
第2回(5月2日):ムインギ県の人々の生活と援助、CanDoの関わり方
第3回(5月9日):ケニアの教育史・制度と教育協力
第4回(5月30日):住民参加による教室建設
第5回(6月6日):住民への保健教育とプライマリヘルスケア
第6回(6月13日):エイズ基礎知識、ムインギでの課題と住民へのエイズ教育
第7回(6月20日):小学校におけるエイズ教育
第8回(6月27日):環境問題:砂漠化か、気候変動への適応か
第9回(7月4日):(未定:参加者とつくります)
第10回(7月11日):(未定:参加者とつくります)
【永岡宏昌略歴】
・1998年よりCanDo代表、1年の半年を事業責任者としてケニアで暮らす。
・2000年~現在:早稲田大学法学部で地域研究(アフリカ)の授業を担当
・2005年~2008年:日本福祉大学で教育協力論の授業を担当
・2009年:明治学院大学で"Aid and Development"の授業を担当
【申込方法・申込先】
以下の参加申込書にご記入の上、メールもしくはFaxで送付ください。
Eメール:tokyo@cando.or.jp
Fax:03-3822-1041
********参加申込書*********
CanDo連続勉強会に以下のとおり参加を申し込みます。
□第4回のみ参加を申し込みます。
□第4回以降の全ての勉強会に参加を申し込みます。
お名前(ふりがな):
ご所属:
会員・非会員の別:
ご連絡先:
Eメール:
参加を希望する理由:
***********************
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(特活)アフリカ地域開発市民の会(CanDo)
Community Action Development Organisation
〒110-0001 東京都台東区谷中5-4-3
Tel/Fax 03-3822-1041
Email: tokyo@cando.or.jp
URL: http://www.cando.or.jp/
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