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2010年5月21日 (金)

CanDo連続勉強会第6回(5/27)開催のご案内

【共通テーマ】

NGOからみたケニアの人々の生活と参加型開発協力

【趣旨】

(特活)アフリカ地域開発市民の会(CanDo)は、1998年よりケニア共和国の半乾燥地である東部州ムインギ東県で、地域に住む人たち自身が考え、その行動によって、暮らしがより豊かに変わることをめざして、暮しの基盤となる教育・保健・環境の3つの分野で社会開発の協力活動を行なっています。

本勉強会では、当会代表の永岡宏昌が、ケニアの人々が抱える課題について、歴史的経緯をふまえて紹介し、課題の解決に向けた人々の取り組みや、CanDoの成功・失敗の事例を紹介して、外部者による協力の可能性について検討したいと思います。

【第6回:エイズ基礎知識、ムインギでの課題と住民へのエイズ教育】

ケニア政府の調査によると、国民の十数人にひとりは、エイズの原因となるウイルス・HIVに感染した陽性者となっているようです。当会が、この10年にわたって事業を実施してきたムインギ東県においても、地域住民がエイズを自らの深刻な問題と体感する程度に、エイズが日常化した状態にあります。

一方、エイズに関しては、エイズは「不道徳の病」「宗教的な罪」「不治の病」「コンドームで予防できない性感染症」など、エイズの脅威を強調する情報が流布され、エイズに対する危機意識は高まりました。このことが、逆に、住民が、十分な知識をもってエイズに対処する対処意識の形成を妨げているようにみえます。

今回は、まず、エイズに関する理科的知識と社会問題として側面など基礎知識および、ケニアにおけるエイズ状況を概観します。そして、当会が地域住民を対象に実施している様々なエイズ教育と、危機意識と対処意識の乖離を埋めるための試行錯誤を紹介します。

【日時】

2010527日(木) 19:0021:00

【会場】

文京区立 汐見交流館 会議室

東京都文京区千駄木3-2-6 TEL: 03(3827)8149

交通機関:東京メトロ千代田線 千駄木駅団子坂口 徒歩3

http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_kumin_shisetsu_chiiki_shiomi.html

【参加費】

資料代として1500

【各回のテーマ・開催日】催日

1回(422日): ケニアの歴史と民族問題、現在の課題

2回(429日): ムインギ東県の人々の生活と援助、CanDoの関わり方

3回(56日): ケニアの教育史・制度と教育協力

4回(513日): 住民参加による教室建設と学校運営能力向上

5回(520日): 住民への保健教育とプライマリヘルスケア

6回(527日): エイズ基礎知識、ムインギでの課題と住民へのエイズ教育

7回(63日): 小学校でのエイズ教育

8回(610日): 頻発する干ばつと土地の荒廃、住民の適応への協力

9回(617日): ナイロビのスラムの暮らし

10回(624日): (未定:参加者とつくります)

【永岡宏昌略歴】

1998年よりCanDo代表、1年の半年を事業責任者としてケニアで暮らす

2000年~現在:早稲田大学法学部で地域研究(アフリカ)の授業を担当

2005年~2008年:日本福祉大学で教育協力論の授業を担当

2009年~現在:明治学院大学で"Aid and Development"の授業を担当

  【申込方法・申込先】

以下の参加申込書にご記入の上、担当者へのメールもしくはFaxでご返送ください。

Eメール: tokyo@cando.or.jp

Fax: 03-3822-1041

担当者: 玉手

********参加申込書*********

CanDo連続勉強会に以下のとおり参加を申し込みます。

□第6回のみ参加を申し込みます。

□第6回以降の全ての勉強会に参加を申し込みます。

お名前(ふりがな):

ご所属:

会員・非会員の別:

ご連絡先:

Eメール:

参加を希望する理由:

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