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2010年5月27日 (木)

CanDo連続勉強会第7回(6/3)ご案内

【共通テーマ】

NGOからみたケニアの人々の生活と参加型開発協力

【第7回:小学校におけるエイズ教育】

ケニア政府は、エイズ問題への対処の一環として、小学校でのエイズ

教育に本格的に取り組んでおり、小学校全学年で繰り返し、様々な教科

で、多面的に、エイズ問題を教える「エイズ教科主流化」を2003年からの

学習指導要領の改訂で実施しました。一方、当会の事業地・ムインギ県

では、このエイズ教科主流化にかかわらず、様々な理由から教室のなか

でのエイズ教育の実践状況は低調でした。

今回は、小学校のエイズ教育の概要、地域の教員がエイズ教育を躊躇

する社会的な状況を説明します。そして、当会が実施している教員対象

のエイズ教育研修の紹介、教室のなかにエイズの影響を受けた生徒が

いることを前提としていない教科書の記述上の課題などを提示します。

また、研修を受けた教員が実施したエイズ公開授業や、エイズに関する

子ども発表会の映像を紹介し、エイズ教育の意義についての話し合い

たいと思います。

【趣旨】

(特活)アフリカ地域開発市民の会(CanDo)は、1998年よりケニア共和国の

半乾燥地である東部州ムインギ東県で、地域に住む人たち自身が考え、

その行動によって、暮らしがより豊かに変わることをめざして、暮しの基盤

となる教育・保健・環境の3つの分野で社会開発の協力活動を行なってい

ます。

本勉強会では、当会代表の永岡宏昌が、ケニアの人々が抱える課題につ

いて、歴史的経緯をふまえて紹介し、課題の解決に向けた人々の取り組み

や、CanDoの成功・失敗の事例を紹介して、外部者による協力の可能性に

ついて検討したいと思います。

【日時】

201063日(木) 19:0021:00

【会場】

文京区立 不忍(しのばず)通りふれあい館 4階会議室

東京都文京区根津2-20-7  TEL: 03(3822)0040

http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_kumin_shisetsu_shinobazu.html

交通機関:東京メトロ千代田線 根津駅 A1出口より徒歩2

【参加費】

資料代として1500円(会員は無料)

【各回のテーマ・開催日】催日

1回(422日): ケニアの歴史と民族問題、現在の課題

2回(429日): ムインギ東県の人々の生活と援助、CanDoの関わり方

3回(56日): ケニアの教育史・制度と教育協力

4回(513日): 住民参加による教室建設と学校運営能力向上

5回(520日): 住民への保健教育とプライマリヘルスケア

6回(527日): エイズ基礎知識、ムインギでの課題と住民へのエイズ教育

7回(63日): 小学校でのエイズ教育

8回(610日): 頻発する干ばつと土地の荒廃、住民の適応への協力

9回(617日): ナイロビのスラムの暮らし

10回(624日): (未定:参加者とつくります)

【永岡宏昌略歴】

1998年よりCanDo代表、1年の半年を事業責任者としてケニアで暮らす

2000年~現在:早稲田大学法学部で地域研究(アフリカ)の授業を担当

2005年~2008年:日本福祉大学で教育協力論の授業を担当

2009年~現在:明治学院大学で"Aid and Development"の授業を担当

  【申込方法・申込先】

以下の参加申込書にご記入の上、担当者へのメールもしくはFaxでご返送ください。

Eメール: tokyo@cando.or.jp

Fax: 03-3822-1041

担当者: 玉手

********参加申込書*********

CanDo連続勉強会に以下のとおり参加を申し込みます。

□第7回のみ参加を申し込みます。

□第7回以降の全ての勉強会に参加を申し込みます。

お名前(ふりがな):

ご所属:

会員・非会員の別:

ご連絡先:

Eメール:

参加を希望する理由:

**********************

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