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2013年7月22日 (月)

7/26 CanDo勉強会・東京―ムインギの小学校でのエイズ教育・早期性交渉予防研修

勉強会(全6回)の最後、第6回を7月26日(金)に開催します。

 

【第6回:ムインギの小学校でのエイズ教育・早期性交渉予防研修
ケニア政府は、エイズ問題への対処の一環として、小学校でのエイズ教育に本格的に取り組んでおり、小学校全学年で繰り返し、様々な教科で、多面的に、エイズ問題を教える「エイズ教科主流化」を2003年からの学習指導要領の改訂で実施しました。

 

方、当の事業地・ムインギでは、このエイズ教科主流化にかかわらず、様々な理由から教室のなかでのエイズ教育の実践状況は低調でした。

今回は、小学校のエイズ教育の概要、地域の教員がエイズ教育を躊躇する社的な状況を説明します。そして、当が実施している教員対象のエイズ教育研修の紹介、教室のなかにエイズの影響を受けた生徒がいることを前提としていない教科書の記述の課題などを提示します。

 

また、研修を受けた教員が実施したエイズ公開授業や、エイズに関する子ども発表の映像を紹介し、エイズ教育の意義についての話し合いたいと思います。

教育局の依頼で始めた小学校での早期性交渉・妊娠予防研修についても紹介しす。

日時: 2013726日(金)19:0021:00

 

会場: 文京区民センター 3-B 会議室
所在地:東京都文京区本郷4-15-14  03(3814)6731

地図: 
http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/detail.php?id=1754

交通機関:都営三田線・大江戸線「春日駅A2出口」徒歩2分、東京メトロ丸ノ内線後楽園駅4b出口」徒歩5分、東京メトロ南北線「後楽園駅6番出口」徒歩5分、JR「水道橋駅東口」徒歩15

 

講師: 永岡宏昌(CanDo代表理事)

参加費: 資料代として1500円。ただし、CanDo会員は無料。

講師略歴:
1998年よりCanDo代表、1年の半分を事業責任者としてケニアで暮らす。
2000年~現在:早稲田大学法学部で地域研究(アフリカ)の授業を担当
2005年~2008年:日本福祉大学で教育協力論の授業を担当
2009年~2012年:明治学院大学で"Aid and Development"の授業を担当


申し込み方法:
下の内容をご記入のうえメールでお申し込みください。

E
メール: tokyo@cando.or.jp  担当者: 久保内


主催: (特活)アフリカ地域開発市民の会(CanDohttp://www.cando.or.jp/


********参加申込書*********


CanDo
勉強会「第6: ムインギの小学校でのエイズ教育・早期性交渉予防研修」
への参加を申し込みます。

お名前(ふりがな):
ご所属:
会員・非会員の別:
ご連絡先:
E
メール:
参加を希望する理由:


**********************

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2013年7月14日 (日)

7/19 CanDo勉強会・東京:エイズ基礎知識、ムインギでの課題と住民へのエイズ教育

勉強会の第5回を7月19日(金)に開催します。

【第5回:エイズ基礎知識、ムインギでの課題と住民へのエイズ教育】

 ケニア政府の調査によると、国民の十数人にひとりは、エイズの原因となるウイル ス・HIVに感染した陽性者となっているようです。当会が、この10年にわたって事業 を実施してきたムインギ東県においても、地域住民がエイズを自らの深刻な問題と体 感する程度に、エイズが日常化した状態にあります。

一方、エイズに関しては、エイ ズは「不道徳の病」「宗教的な罪」「不治の病」「コンドームで予防できない性感染 症」など、エイズの脅威を強調する情報が流布され、エイズに対する危機意識は高ま りました。このことが、逆に、住民が、十分な知識をもってエイズに対処する対処意識の形成を妨げているようにみえます。

今回は、まず、エイズに関する理科的知識と社会問題としての側面など基礎知識および、ケニアにおけるエイズ状況を概観します。そして、当会が地域住民を対象に実施している様々なエイズ教育と、危機意識と対処意識の乖離を埋めるための試行錯誤を紹介します。

日時: 2013719日(金)19:0021:00

会場: 文京区民センター 3-C会議室
所在地:東京都文京区本郷4-15-14 03(3814)6731

地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/detail.php?id=1754

交通機関:都営三田線・大江戸線「春日駅A2出口」徒歩2分、東京メトロ丸ノ内線 「後楽園駅4b出口」徒歩5分、東京メトロ南北線「後楽園駅6番出口」徒歩5分、 JR「水道橋駅東口」徒歩15

講師: 永岡宏昌 (CanDo代表理事)

参加費: 資料代として1500円(CanDo会員は無料)

講師略歴: 
1998年よりCanDo代表、1年の半分を事業責任者としてケニアで暮らす。
2000年~現在:早稲田大学法学部で地域研究(アフリカ)の授業を担当
2005年~2008年:日本福祉大学で教育協力論の授業を担当
2009年~2012年:明治学院大学で"Aid and Development"の授業を担当

申し込み方法: 
以下の内容をご記入のうえメールでお申込みください。

E
メール: tokyo@cando.or.jp  担当者: 久保内

主催: (特活)アフリカ地域開発市民の会(CanDohttp://www.cando.or.jp/

********参加申込書*********


CanDo
勉強会「第5: エイズ基礎知識、ムインギでの課題と住民へのエイズ教育」
への参加を申し込みます。

お名前(ふりがな):
ご所属:
会員・非会員の別:
ご連絡先:
E
メール:
参加を希望する理由:


**********************

 



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ケニア派遣インターン募集

CanDoでは、アフリカの抱える課題の解決に取り組む開発協力に、仕事として、市民活動として、深くかかわっていこうと考える人たちを対象に、インターンを募集します。

A.  8月上旬派遣

募集期間:   2013年7月6日~17日  
業務期間:   2013年8月上旬~2014年2月上旬  6か月間 *期間を通して専従

募集人数:   1~2名

B. 10月上旬派遣

募集期間:   2013年7月6日~8月25日  
業務期間:   2013年10月上旬~2014年4月上旬  6か月間 *期間を通して専従

募集人数:   3名

以下は、AB共通です。

●業務対象国: ケニア
 
●勤務地:    ナイロビ事務所および事業地(ミグワニ県、ムインギ東県)
 
職務分野: 開発協力(教育、保健、環境)
職務内容: 調整員(日本人・ケニア人)の業務補佐
(例: 村での社会開発事業の調整、行政・地域住民・他機関との折衝、物品調達、活動や会議等の記録、助成金等の申請書・報告書の作成、ナイロビ事務所の総務、会計事務など)

必要な語学力: 英語
(英語で業務を実施し、話し合いに参加することが必須です。このような経験の少ない方は、インターン期間中、英語力向上に熱心な努力が求められます)

類似業務経験: 不問
年齢の目安: 20歳以上

その他必要な経験・能力
1.
 当会の活動原則や事業実施の姿勢について、会報、ホームページ、報告会等を通じて理解・賛同し、業務に反映させる意欲のある方―会員(会員でない方には、採用決定後に入会していただきます)

2. どんな業務(雑務を含む)にも真剣に、積極的に取り組み、そこから多くを学べる方
3. 将来にわたり、国際協力に携わっていく意志のある方
4. 他のスタッフとの共同生活、途上国の村落地域での生活に適応できる方
5.
 基本的なパソコン操作(WordExcel)ができる方


待遇:
○滞在費補助の支給
○宿舎(事務所併設)の提供
○海外旅行傷害保険への加入
※上記以外の諸経費(ケニアまでの旅費、ビザ代、予防接種、食費、業務外の交通・通信費、補助額を超える滞在費など)は全て自己負担
※インターン終了後、当会スタッフ(ナイロビ)を希望する方を歓迎します。

応募方法: 以下の書類を作成の上、Eメールにて送付してください。
○履歴書(書式自由。志望動機と英語力に関する自己評価を明記のこと)
*勤務開始可能時期を記載してください。
○課題作文「アフリカの将来と私」(A4サイズ1枚)

選考方法:  書類選考、面接(東京)

担当: 久保内 祥郎
TEL
:   03-3822-1041 

E-mail:  tokyo@cando.or.jp

 

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2013年7月12日 (金)

ケニアでの活動―2013年6月

2013年6月、CanDoはケニアで主に次のような活動を行ないました。

ミグワニ県で―

◇小学校の施設拡充

教室建設、構造補修の対象校で、覚書を締結し、学習会の開催が進んでいます。

・水タンクを供与し、設置する準備は、2校では床上げの段階です。

◇小学校で環境活動

土壌保全を行なっている学校で、草地化の活動を実施。

・新規の対象校で覚書を締結し、学習会を開始した学校があります。

◇小学校で保健

・エイズ教育研修を修了した教員がいる6校を訪問。公開授業と子ども発表会の開催を相談しました。

・早期性交渉予防研修(教員・保護者)と子どもへの保健トークを2校で実施しました。

幼稚園で保健活動

・新規の対象の3園の保護者会議で実施が合意されました。

◇地域で保健

・エイズ・リーダー研修(3日間)を4準区で開催。

・研修を修了したエイズ・リーダー9人が学習会を開催しました。

 

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2013年7月10日 (水)

7/12 CanDo勉強会・東京―ムインギにみる生活と環境問題、小学校での活動

勉強会の第4回を7月12日(金)に開催します。

この回は当初、7月第1週に開催の予定だったところ、講師の都合により延期したことで、参加を予定されていた方にご迷惑をかけたことをお詫びします。

【第4回:ムインギにみる生活と環境問題、小学校での活動】

ムインギは、降水量の少ない半乾燥地で、住民の多くは、天水にたよった畑作と周辺の草にたよった粗放的牧畜を組み合わせて生存をはかっています。また、干ばつも続き、直近でも2006年、09年、11年と深刻な干ばつが発生し、農作物生産の壊滅的な不作が度々みられ、09年の干ばつではウシなどの家畜の餓死による保有量の減少もみられます。

そのような環境のなかで、住民の貧困化がすすみ、子どもの栄養状態の悪化につながっていると推測されます。この状況のなかで住民は、現金収入を求めての木炭生産や、焼畑による畑地の拡大など、短期的な利益をめざすことで、長期的には土地荒廃につながる土地利用を広範に行なっています。

また、過去に取り組まれた国際援助機関による環境保全プロジェクトは、住民に労働参加を求める見返りとして、貧困対策も兼ねて、食料を供与するフード・フォー・ワーク(FFW)手法がとられました。このため住民の意識のなかに、本来長期的な視野にたって取り組むべき環境保全が、短期的な食料の獲得に関心が集中することになりました。

このような状況のなかで、当会は、小学校での保護者参加による環境活動の促進、土壌流出が続いている小学校の校庭や教室周りの基礎の土壌保全、辺縁地の村を定期的に訪問しての環境活動などを実施しています。

本勉強会では、環境の視点からみたムインギの様子を紹介し、当会の環境活動を紹介しつつ、住民の生存を保障する持続的な土地利用の可能性について考えたいと思います。

日時: 2013年7月12日(金)19:00~21:00

講師: 永岡 宏昌(CanDo代表理事)

参加費: 資料代として1回500円(CanDo会員は無料)

講師略歴:
・1998年よりCanDo代表、1年の半分を事業責任者としてケニアで暮らす。
・2000年~現在:早稲田大学法学部で地域研究(アフリカ)の授業を担当
・2005年~2008年:日本福祉大学で教育協力論の授業を担当
・2009年~2012年:明治学院大学で"Aid and Development"の授業を担当

申込方法・申込先:  以下の内容をご記入のうえメールでお申し込みください。

Eメール: tokyo@cando.or.jp  担当者: 久保内

********参加申込書*********

CanDo勉強会「第4回: ムインギにみる生活と環境問題、小学校での活動」
への参加を申し込みます。

お名前(ふりがな):
ご所属:
会員・非会員の別:
ご連絡先:
Eメール:
参加を希望する理由:

**********************

場所: 文京区民センター 3-C会議室 東京都文京区本郷4-15-14  03(3814)6731    http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/detail.php?id=1754

交通機関:都営三田線・大江戸線「春日駅A2出口」徒歩2分、東京メトロ丸ノ内線「後楽園駅4b出口」徒歩5分、東京メトロ南北線「後楽園駅6番出口」徒歩5分、JR水道橋駅東口徒歩15分

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2013年7月 5日 (金)

ケニアでの活動―2013年5月

2013年5月、ケニアで主に次のような活動を行ないました。

◇ミグワニ県の小学校・幼稚園において―

○施設拡充

2013年度(3月~)の教室建設、構造補修、リテンド壁建設の対象校で、学校運営能力向上事業の覚書を締結。学習会が始まりました―学校運営能力、現地資材とレンガ作り

 

・水タンク設置の準備作業が3校で進んでいます。

 

○学校保健

・早期性交渉予防の教員・保護者への研修、子どもへの保健トークを2校で実施。研修の対象校を訪問し、状況を聞きました。

 

・幼稚園の保健活動でのトイレ建設が2園で進んでいます。2013年度の対象校の候補となっている幼稚園を訪問しました。

 

○環境活動

2013年度の対象校で覚書を締結、学習会が始まりました―学校運営能力向上、乾燥野菜、植樹、草地化。

 

ムインギ東県・ミグワニ県の地域社会において―

・各2準区でエイズ・リーダー研修を実施。合わせて3準区で研修を修了したエイズ・リーダーによる学習会が開催されました。

 

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