2月8日、マシンガ県キバー区のミグワニ県境あたり。本来なら収穫時期だが、作物が全く育たず裸地になっている。一週間、現場を広範囲にみたが、ごく一部の条件のよい地域を除いて、メイズの収穫は望めない様子。政府も住民も、干ばつ対応の態勢に入っている。複数の行政官から聞かれることが、緊急食糧援助が、これまでの中央政府主導から新たな地方行政に移管されているが、適正に運営できるのか不安、という声。地方分権が試さる状況に。(永岡)

2月12日、ミグワニ県で1年前に教室補修を完了した小学校。保護者と補修活動の振り返りのために、授業中の教室に入ったところ。「授業中の教室に初めて入った」という呟きが聞こえてきた。対象地域の公立小学校では、授業参観の制度・慣習がなく、保護者が、子どもの授業の様子をみる機会がない。たまには、そんなことがあってもいいのでは。(永岡)
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