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2014年2月28日 (金)

ケニアからの写真便り―2014年2月

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28日、マシンガ県キバー区のミグワニ県境あたり。本来なら収穫時期だが、作物が全く育たず裸地になっている。一週間、現場を広範囲にみたが、ごく一部の条件のよい地域を除いて、メイズの収穫は望めない様子。政府も住民も、干ばつ対応の態勢に入っている。複数の行政官から聞かれることが、緊急食糧援助が、これまでの中央政府主導から新たな地方行政に移管されているが、適正に運営できるのか不安、という声。地方分権が試さる状況に。(永岡

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212日、ミグワニ県で1年前に教室補修を完了した小学校。保護者と補修活動の振り返りのために、授業中の教室に入ったところ。「授業中の教室に初めて入った」という呟きが聞こえてきた。対象地域の公立小学校では、授業参観の制度・慣習がなく、保護者が、子どもの授業の様子をみる機会がない。たまには、そんなことがあってもいいのでは。(永岡)

 

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ケニアでの活動―2014年1月

 ケニア共和国キツイ地方ミグワニ県におけるCanDoの総合的な社会開発の活動は、2014年2月末に終了の予定です。

 1月、小学校では、1校で3つの教室の構造補修が完成。校庭な土壌侵食が深刻な小学校2校において行なってきた土壌保全活動の評価会議を行ないました。会議の結果、教室の基礎保全のために、周りに築いた土留め壁を延長することになりました。

 これまで個別の小学校を対象に実施した早期性交渉予防研修は、次の教員対象の集合型研修に移り、2教育区で行ないました。

 小学校併設の幼稚園1園の保護者会議で、園児用のトイレの建設が決まりました。

 地域での保健活動として、2013年度に30準区(区の下の行政区分)で実施した、エイズ・リーダー研修を3準区で追加することになり、集会で基礎保健研修修了者や他の地域住民に内容を説明しました。

 2013年10月に活動を開始した、マチャコス地方マシンガ県において、マシンガ教育区とキバー教育区の校長会議に出席し、当会について、およびマシンガ県での活動を説明。

 キバー教育区の小学校6校を訪問。校長から聞き取りを行ない、校内の施設、環境の状況を調査しました。

 また、地域保健師(CHW)の活動について知るために、キバー区の地域連絡会議に同席しました。

 

 

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