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2014年7月 4日 (金)

7/9(水)CanDo勉強会2014・東京 第4回:ムインギにみる生活と環境問題、小学校での活動

4回のテーマは、ムインギにみる生活と環境問題、小学校での活動。

ムインギは、降水量の少ない半乾燥地で、住民の多くは、天水に頼った畑作と周辺の草に頼った粗放的牧畜を組み合わせて生存をはかっています。干ばつに見舞われることも多く、CanDoが活動を開始してからは、1999年、2006年、2009年、2011年と深刻な干ばつが発生しました。農作物生産の壊滅的な不作や、2009年の干ばつではウシなどの家畜の餓死による保有量の減少もみられました。そのような環境で住民の貧困化が進み、子どもの栄養状態の悪化につながっていると推測されます。

この状況の中で、住民は、現金収入を得られる木炭生産や、焼畑による畑地の拡大など、短期的な利益を目指すことで、長期的には土地荒廃につながる土地利用を広範に行なっています。過去に取り組まれた国際援助機関による環境保全プロジェクトでは、貧困対策も兼ねて、住民に労働参加を求める見返りとして食料を供与するフード・フォー・ワーク(FFW)手法がとられました。その結果、本来、長期的な視野に立って取り組むべき環境保全において、短期的な食料の獲得に住民の関心が集中することになりました。

当会は、小学校での保護者参加による環境活動の促進、土壌流出が続いている小学校の校庭や教室周りの基礎の土壌保全、辺縁地の村を定期的に訪問しての環境活動などを実施してきました。
環境の視点からみたムインギの様子を紹介し、当会の活動を紹介しつつ、住民の生存を保障する持続的な土地利用の可能性について考えたいと思います。

講師紹介: 1998年の設立時から、CanDo代表理事。事業責任者として1年の半分をケニアで暮らす。早稲田大学法学部で地域研究(アフリカ)の授業を担当(2000年~)。201312月、在ケニア日本大使より「わが国とケニア共和国との相互理解及び友好親善への寄与」を表彰される。

日時: 201479日(水)19:0021:00
会場: 文京区民センター 3-D会議室  東京都文京区本郷4-15-14 03(3814)6731
地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/detail.php?id=1754
交通機関: 都営三田線・大江戸線「春日駅A2出口」徒歩2分/東京メトロ丸ノ内線「後楽園駅4b出口」徒歩5分、南北線「後楽園駅6番出口」徒歩5分/JR「水道橋駅東口」徒歩15

参加費: 資料代として1500円(CanDo会員は無料)。
定員:  30

申し込み方法:  メールに以下の内容を記入のうえ、件名を「CanDo勉強会の参加申し込み」として(特活)アフリカ地域開発市民の会 tokyo@cando.or.jp まで送信してください(担当 久保内)


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CanDo
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