ケニアでの活動―2015年3月
CanDoは2015年3月5日、在ケニア日本大使と日本NGO連携無償「マシンガ準郡子どもの健康と安全を保障する学校地域社会の改善事業」(3年事業1年目)を締結しました。
―以下は、マシンガ「準郡」ではなくマシンガ「県」を使用―
2013年10月から実施している、独立行政法人国際協力機構(JICA)草の根技術協力事業(パートナー型)では、マチャコス地方マシンガ県のキバー区とマシンガ区、日本NGO連携無償では、キリヨコ区、カンゴンデ区、イカティニ区、エカラカラ区(計14準区)が対象地域になります。
開始にあたり、県知事、県保健局長、県教育局長、県行政官、エカラカラ教育区教育官、エカラカラ区長を訪問しました。最初の対象地は、エカラカラ区のエカラカラ準区です。
キバー区とマシンガ区の小学校における保護者の学校運営能力向上と施設拡充―教室の建設・構造補修、土留め壁建設―と保護者による環境活動では、新規に施設拡充を行なう1校で、覚書1を締結し、1校で土壌保全の土留め壁建設の溝掘りの準備に入りました。
また、エカラカラ準区の7校を訪問しました(写真の小学校は、前面と背面で様子が違っていて、背面の基礎周りの土壌は大量に流出。長く続いていたようで、出入口に階段を作った跡。校長・職員室の新築にあわせて、出入り口の位置を反対側に変えています)。
キバー、マシンガ両教育区で、小学校教員へのエイズ教育研修の低学年への教授法を扱う第2課程(2日間)、幼稚園教師への保健・エイズ研修の実践編(2日間)を実施しました。
地域保健ボランティア(CHW)育成では、マシンガ県ムクス準区でフォローアップ研修を行ないました。エカラカラ準区では、世帯数が想定より上回っていたため、分割案を保健局と相談しました。
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