ケニアでの活動―2016年4月~6月
2016年もあと2か月を残すところで大幅に遅れていますが、半年前から3か月間の報告をします。
マチャコス地方マシンガ県における、地域保健ボランティア(CHV)育成では、4月、イトゥンドゥイムニ準区(イカティニ区)とズキニ準区(エカラカラ準区)にまたがる5つ目の地域保健ユニット(CHU)形成のために、地域リーダーへの保健とリーダーシップ研修を行ないました。
その後、CHUの意義、CHVの役割を説明して、研修を受講するCHV候補を選出する村訪問を始めました。4月に1村、5月13村、6月2村でCHV候補を選出しました(写真は村訪問で説明する当会スタッフ)。

6月には、6つ目のCHU形成を予定している、カトゥリエ準区(で地域リーダーへの保健とリーダーシップ研修を実施。
そのほか、4月に3つ目に形成されたエカラカラCHUでCHVに3日間のエイズ研修を行ないました。
小学校における、保護者の学校能力向上と施設拡充―教室の建設・構造補修・基礎保全のための土留め壁造り―では、4月に1校、5月に2校で教室が完成。6月に2校で教室の床仕上げまで進み、ほぼ完成しました。
また、4月に、新たに対象となる3校の保護者会議で、当会の活動を説明。5月に1校、6月に2校で覚書を締結しました。
小学校の保護者による環境活動では、5月に1校でAフレーム(Aの形に組んだ木の棒にひもで石を下げて測量)の研修を実施。
小学校に併設された幼稚園における、保護者による保健活動では、5月、1園で覚え書きを締結し、6月に運営の研修を行ないました。
小学校における保健活動では、教員へのエイズ教育研修に関連する活動した活動として、6月に1校で行なわれたエイズ子ども発表会(授業を受けた子どもたちがエイズについて考え、表現)を参与観察しました。
早期性交渉予防の取り組みとして、6月、2校で教員・保護者への研修と子どもへの保健トークを実施しました。
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