ケニアでの活動-月間報告 2017年5月~8月
マチャコス地方マシンガ県の地域社会における保健活動では、8つ目の地域保健単位(CHU)の形成を目指すカンゴンデ区ムシンギニ準区で、6月までに育成研修を受講する地域保健ボランティア(CHV)候補を選出し、6月に育成研修1週目の講義を実施、2週目の情報収集の参与観察を行ない、3週目の講義を実施しました。
CHVの保健に関する知識・情報の量と質をあげるために行なう追加研修のうち、3月に開始した早期性交渉予防研修(2日間)を、5月にムクスCHUとイーアニCHU、6月にカトゥリエCHU、ミクユニCHU、ズキニCHUで実施。CHVによる地域の住民への早期性交渉予防の学習会を、6月~7月、この5つのCHUと4月に実施したエカラカラCHUで参与観察しました。
2月に始めた子どもの保護研修(2日間)を、7月にカトゥリエCHU、イーアニCHU、ミアンゲニCHU、ミクユニCHU、8月にズキニCHUで実施。7月~8月、CHVによる子どもの保護学習会をこの5CHUで参与観察しました。
8月には衛生・栄養・子どもの発達研修(2日間)を開始し、エカラカラCHU、カトゥリエCHUで実施しました。
また、他団体が形成したカンゴンデCHU、イトンドゥイムニCHUの再活性化に向けて、話し合いを進めました。
マシンガ県の小学校における保健活動は、教員への早期性交渉予防研修(2日間)を3月のマシンガ教育区に続き、5月にキバー教育区で実施しました。
小学校における、保護者の学校運営能力向上と施設拡充―教室の建設・構造補修・基礎保全のための土留め壁造り―では、5月に2校、6月2校、7月3校、8月2校で、床仕上げの工程まで進みました(写真は、窓が大きくなった教室に満足そうな子どもたち)。

そして、8月には、中央政府国会議員選挙区開発基金(NGCDF)の資金で教室補修を行なう1校を訪問し、進捗状況を確認しました。
保護者による環境活動では、5月に1校で乾燥野菜の研修を実施。6月、1校でマンゴーの接ぎ木、1校で石積みの研修を実施し、1校で乾燥野菜を箱詰めしました。7月に1校で、Aフレーム、苗床、植樹の研修を実施しました。
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