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2021年4月23日 (金)

マラウイでの活動 月間報告―2021年2月~3月

CanDoは2021年2月10日、外務省日本NGO連携無償資金協力(N連)による、「パロンベ県初等学校保護者参加による教室建設事業」を開始しました。2019年1月28日からの「パロンベ県教育施設改善に関する初等学校保護者の参加意識の強化事業」で倉庫建設が完了した13校のうち9校で教室を建設します。

13校の保護者参加の度合いの高さを建設リーダーの数で評価して、優先する候補校9校を決めました。2月、代表者を対象とした第1回学校会議を開催しました―全9校(リングニ校、ミンガンボ校、ナゾンベ校、クランベ校、ゼンジェ校、ミレペ校、ミレメ校、バーニ校、パサ校)。

次に建設リーダーを対象とした第2回学校会議を2月に1校、3月に5校で開催しました―計6校(リングニ校、ミンガンボ校、ナゾンベ校、クランベ校、ゼンジェ校、ミレメ校)。同日、前の事業の倉庫建設において保護者の参加意欲がどうだったか、修了証を取得した建設リーダーを対象に質問票による調査を行ないました。

教室建設では、30人以上の建設リーダーが参加を約束することが開始の条件です。4校*(リングニ校、ミンガンボ校、ナゾンベ校[NH1]、クランベ校)以外の学校では、保護者から新たな建設リーダー候補を選出するために、まず、4回の追加建設リーダー研修を行ないます。3月、ミレメ校で3回、ゼンジェ校で1回実施しました。
*4校でも30人を超えなくなった場合には、追加建設リーダー研修を実施することになります。

2教室と2小部屋がある教室棟の建設には、SSB(土壌安定化レンガ)が18,900個必要です(倉庫建設には3,100個でした)。約半数にあたる9,000個を基本のSSBとして、製作の活動計画を立てます。3月、計画が完了した3校(リングニ校、ミンガンボ校、クランベ校)で覚書3*を締結し、SSB製作を開始しました。
*子どもの教育を保障する知識と意欲の向上研修の覚書1、建設リーダー研修と倉庫建設の実践について合意する覚書2の次になります。

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