« マラウイでの活動 月間報告―2021年9月 | トップページ | マラウイでの活動 月間報告―2021年11月 »

2021年12月 2日 (木)

マラウイでの活動 月間報告―2021年10月

CanDoは2021年2月、外務省日本NGO連携無償資金協力(N連)による「パロンベ県初等学校保護者参加による教室建設事業 第1年次」を開始しました。2020年に倉庫を建設*した13校のうち9校を対象として、2年の事業期間に2校で教室棟(2教室と2小部屋)、7校で1教室の建設完了を計画しています。
*2019年1月~2020年3月、N連「パロンベ県教育施設改善に関する初等学校保護者の参加意識の強化事業」における保護者参加の実践として建設。

保護者の参加度の評価から、リングニ校、ミンガンボ校、ナゾンベ校、クランベ校、ゼンジェ校、ミレペ校、ミレメ校、バーニ校、パサ校の9校を優先候補校、ナンペンデ校、チトコロ校、チャジンガ校、ナンチュウ校の4校を補欠候補校としました。

優先候補校のうちミレペ校が参加を取り消し、補欠候補校の1番目のナンペンデ校も参加はできないということで、2番目のチトコロ校が9月から対象に加わっています。

教室建設では、30人以上の建設リーダーの参加が条件です。人数を満たさない学校では、保護者から新たな建設リーダー候補を選出し、追加の建設リーダー研修(全4回)を行ないます。候補者のうち全研修に出席した候補を建設リーダー研修生に認定し、先行の倉庫建設における建設リーダーと合わせて30名以上を目指します。
10月、チトコロ校は建設リーダー研修を終了しました(全9校で完了)。

教室棟に必要なSSB(土壌安定化レンガ)18,900個の約半数、1教室の建設に必要な9,000個を基本のSSBとして、製作の活動計画を立てます。
チトコロ校では基本SSB製作計画を策定中です。

基本のSSB製作の中間目標を4,000個としました。ナゾンベ校、パサ校、ミレメ校、バーニ校で引き続き製作中です。

残り5000個の製作を9月に開始したゼンジェ校では、10月19日に完了しました(3校目)。教室基礎・床建設計画の策定中です。ミンガンボ校では完了間近の状態です。

7月にマラウイ環境保護庁(MEPA)から環境社会管理計画の策定を指示され、計画の承認を得るまでは、教室建設を開始しないことで合意しました。
9月27日~29日の現地調査後、環境コンサルタントが環境社会管理計画を策定して、10月28日に提出しました。2週間以内に承認となる前に建設作業のための準備は行なってよい、と担当官から口頭で了解を得ました。クランベ校、リングニ校での教室棟建設の準備が始められることになりました。

|

« マラウイでの活動 月間報告―2021年9月 | トップページ | マラウイでの活動 月間報告―2021年11月 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« マラウイでの活動 月間報告―2021年9月 | トップページ | マラウイでの活動 月間報告―2021年11月 »