マラウイでの活動 月間報告―2022年5月
CanDoは、マラウイ共和国で外務省日本NGO連携無償資金協力(N連)による「パロンベ県初等学校保護者参加による教室建設事業」を進めています。2年間で、2校で教室棟(2教室と2小部屋)、7校で1教室の建設完了を計画。第1年次(2021年2月~2022年2月9日)が終了し、2022年2月10日、第2年次に入りました。
先行事業のN連「パロンベ県教育施設改善に関する初等学校保護者の参加意識の強化事業」(2019年1月~2020年3月)で、保護者参加の実践として倉庫を建設した13校のうち9校を対象としています―リングニ校、ミンガンボ校、ナゾンベ校、クランベ校、ゼンジェ校、ミレメ校、バーニ校、パサ校(参加度の評価から優先候補校とした9校のうち8校)、チトコロ校(補欠候補校)。
第1年次において2校(クランベ校、リングニ校)で教室棟、2校(ゼンジェ校、ミンガンボ校)で1教室、そして第2年次の2月にチトコロ校で、教室の基礎・床建設の作業を開始しました。
5月、教室棟の壁・屋根の建設に進むクランベ校では、追加の土壌安定化レンガ(SSB)3,000個の製作を開始しました(教室棟建設に必要なSSBは基本となる9000個の約2倍の18,900個)。
リングニ校では、床の設置が完了しました。
1教室を建設するゼンジェ校では、教室の壁・屋根を建設する活動計画が策定され、学校運営委員会を開催して覚書を締結し、建設を開始しました(第1年次に開始した基本SSB製作の9,000個は1教室建設に必要な数)。
1教室のチトコロ校とミンガンボ校では、基礎壁造りと土壌を戻す作業まで完了しました。
学校保健の活動では、ムロンバ教育区の初等学校5校において、保健リーダーによる2回目の学習会が開催されました。
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