マラウイでの活動報告―2025年4月
CanDoはマラウイ共和国パロンベ県の初等学校において、ライフスキル教育を基盤とした教育と健康・安全を保障する活動形成事業を2023年12月に開始。JICA草の根技術協力の受託事業で、県の9教育区のうち4教育区が対象、事業期間は3年間です。父母リーダーへの研修とその後の活動形成、および教員への研修を行ないます。最初に活動する2教育区は、モザンビーク国境に接した南部のナゾンベ教育区(11校)とクランベ教育区(12校)。次は、北部のミテケテ教育区(8校)とコンゴロニ教育区(12校)が対象になります。
□父母リーダーによる学習会の開催―新たな個別会議と学習会
父母リーダーには、研修で得た子どもの教育や健康・安全に関する知識や視点を保護者に伝える意欲はあるものの、学習会の開催はさまざまな困難に直面しています。ナゾンベ教育区では、教員研修を開始した機会に各校を訪問して、父母リーダーと研修に参加しているライフスキル教員代表、チーフとの新たな個別会議を開始し、学習会の開催につながる協力について話し合いました。
その後、保護者対象の学習会が1校で、村人学習会が2校2村で開催されました。
写真はチャンガ校での防災をテーマとした学習会の様子。
クランベ教育区では、フェレムエ校の父母リーダー6名が、通学圏のヨハネ集合村長宅で、村人向けの学習会を開催しました。テーマは防災で、チーフを含む村人141人が参加しました。
□父母リーダーによる学校活動
子どもの教育・健康・安全のための行動計画に基づく、資機材費USD100米ドルを供与する、父母リーダーによる学校活動では、ナゾンベ教育区とクランベ教育区において継続していた3校での活動が完了。うち1校は机修理が滞っていました。2校では、太陽光発電での教室の電灯設置で生徒の夜帰宅時の安全対策の検討に時間を要しました。4月時点での進捗状況は、契約した23 校のうち完了は15校、継続は8校となっています。
なお、教員への研修後に各校で教員と父母リーダーで実施する行動計画2の開始は、父母リーダーによる行動計画(1)による活動の完了が前提となります。
写真は、クランベ教育区タル校での生理ナプキン交換室つきトイレの屋根に波トタンを設置している様子。
□ライフスキル教員研修
ナゾンベ教育区において、3月に開始したライフスキル教員研修を継続しました。3回の研修を行ない、うち2回は全員出席でした。
テーマは、⑤家庭内暴力を理解する ⑥子どもの保護と権利 ⑦感情とストレスに対処する。
研修は3時間で、前半に県の関係分野の専門行政官が知識を講義、後半はナゾンベ教員開発センター助手(ACCO)が、ライフスキル教科書で取り上げられている関連する学習活動を実施。パロンベ教員養成大学(TTC)講師が補足説明と総括を担当しました。
4月まで実施した7回の累計出席率は99%です。
□ミテケテ教育区での父母リーダー研修の準備―父母リーダー会議とベースライン調査
父母リーダー研修のための準備として、活動参加の学校からの申請書と父母リーダーの個別申請書を受け取ったミテケテ教育区全8校のうち7校を訪問。父母リーダー候補に活動について説明し、参加意思の確認を行なう会議を開催しました。あわせて、ベースライン調査の一部である、父母リーダー候補への質問票調査を実施しました。欠席した候補については、別途学校訪問の日程を設定して、各人への個別説明と質問票調査を実施しました。
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