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2025年9月 1日 (月)

マラウイでの活動報告―2025年7月

CanDoはマラウイ共和国パロンベ県の初等学校において、ライフスキル教育を基盤とした教育と健康・安全を保障する活動形成事業を2023年12月に開始。JICA草の根技術協力の受託事業で、県の9教育区のうち4教育区が対象、事業期間は3年間です。父母リーダーへの研修とその後の活動形成、および教員への研修と教員・父母リーダーが協働する活動形成を行ないます。最初に活動する2教育区は、モザンビーク国境に接した南部のナゾンベ教育区(11校)とクランベ教育区(12校)。次は、北部のミテケテ教育区(8校)とコンゴロニ教育区(12校)が対象になります。

□ナゾンベ教育区とクランベ教育区での父母リーダーの学校活動

当会が資機材費100 米ドルを供与して、父母リーダーが子どもの教育・健康・安全のための行動計画を作成し、保護者の合意で実施する学校活動は、7月末時点での進捗状況は6月と変わりません。契約した23 校のうち完了校したのは16校、継続校7校です。チャンガ校(ナゾンベ教育区)では、「建設中の教員宿舎の床を建設」という活動自体は完了していますが、継続して学校事業として進めている内外の壁塗りと塗装、扉の設置などの完了を促すために、継続校として進捗確認を続けています。1扉を設置すれば完了とのこと。

完了した16校のうち1校の詳細です。
◆ミチェシ校(ナゾンベ教育区)
―2024年8月19日 覚書締結/10月15日 最初の資材供与/2025年6月28日 活動完了―
父母リーダーが行動計画で提示した子どもが抱える課題は、①机の不足により床に座って授業を受けること、②破損した床からのケガ、③清潔でない床に座ることによる疾病。
次に提案した活動は、①教室の補修(床・ドア)、②机の修理。一般保護者は、①教室の補修(床・ドア)を選びました。当会は、セメント(50kg)4袋、ドア2扉を供与し、学校が現金MWK34,000を負担。
6教室の床が補修され、2教室に計2扉が設置されました。

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□ミテケテ教育区で父母リーダー研修を実施

ミテケテ教育区で父母リーダーへの子どもの教育と保健・安全と伝達方法集合研修の第11回と第12回を実施しました。
テーマは、⑪性と生殖の健康、⑫自然災害の予防です。
父母リーダーは、8校から計80人が参加。12回までの累計出席率は94.6%となりました。

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□ミテケテ教育区での父母リーダーの学校活動

7月3日に父母リーダー研修が完了したミテケテ教育区では、子どもの教育・健康・安全のための行動計画に基づき、当会が資機材費USD100 を供与する学校活動の提案が始まりました。

□ミテケテ教育区で父母リーダーによる学習会を開催

研修で学んだことを通して、父母リーダーが子どもの教育や健康・安全に関する知識や視点を伝える学習会の開催を促しました。1校で1回、子ども向け学習会が開催されましたが、保護者および村人向け学習会の開催は確認できなませんでした。

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□クランベ教育区でライフスキル教員研修を実施

教育官と研修の枠組みを確認し、7月29日から10日間の研修日程を確定しました。
その後、全12校を個別に訪問して、校長に説明し、参加する教員の登録用紙を配布しました。校長は、10名のライフスキル教員を登録し、研修ごとに教員5名ずつを事前登録しました。

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全10回の研修のうち2回を実施しました。テーマは、①ライフスキル教育、②対立を避ける。
研修は3時間で、前半は関係分野の県専門行政官による講義で、知識を伝えます。後半はクランベ教育区教員開発センター助手(ACCO)が、ライフスキル教科書で取り上げられている関連する学習活動を実施。パロンベ教員養成大学(TTC)講師が補足説明をし、総括を担当しました。
累計出席率は99.2%。

□コンゴロニ教育区で 父母リーダー育成の合意形成

対象とする4教育区目のコンゴロニ教育区で合意形成を開始しました。
7月に全12校を訪問して、校?、ライフスキル教員、所在地チーフ、学校運営委員会議?など中心的な学校関係者へ事業について説明しました。また、各校の基本情報として、学校設立の経緯、地域社会の形成史、通学圏の村々の位置、地域の自然・経済・民族、子どもの課題などを聞き取りました。

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