« マラウイでの活動報告―2025年9月 | トップページ

2025年11月25日 (火)

マラウイでの活動報告―2025年10月

CanDoはマラウイ共和国パロンベ県の初等学校において、ライフスキル教育を基盤とした教育と健康・安全を保障する活動形成事業を2023年12月に開始。JICA草の根技術協力の受託事業で、県の9教育区のうち4教育区が対象、事業期間は3年間です。父母リーダーへの研修とその後の活動形成、および教員への研修と教員・父母リーダーが協働する活動形成を行ないます。モザンビーク国境に接した南東部のナゾンベ教育区(11校)とクランベ教育区(12校)で始め、次に北部のミテケテ教育区(8校)とコンゴロニ教育区(12校)を対象として、現在、4教育区において活動しています。

□コンゴロニ教育区で父母リーダー研修を実施

コンゴロニ教育区で、父母リーダーへの子どもの教育と保健・安全と伝達方法集合研修の第2回から第10回まで実施しました(第1回は、9月30日に実施)。
扱ったテーマは、②水、衛生および衛生教育(WASH)、③栄養、④子どもの発達。⑤子どもの保護1、⑥子どもの保護2、⑦意思決定と問題解決、⑧エイズ情報、⑨エイズ予防と治療、⑩社会のなかの脆弱な人々。
12校計120名の参加者の出席率は、10回までの累計が98.3%でした。

2510_1


□コンゴロニ教育区で父母リーダーによる学習会を開催

コンゴロ二教育区で、研修で学んだことを通して、子どもの教育や保健・安全に関する知識や視点を他の保護者(および子ども)に伝える学習会の開催を父母リーダーに促しました。
学校において、2校3回が子ども向け、5校5回で保護者を対象として実施されました
村人向けには、5校11村で開催されました(写真)。

2510_2

 

□ミテケテ教育区での父母リーダーの学校活動

ミテケテ教育区では、2校で行動計画1*が作られて、当会と覚書を締結しました。行動計画1では、父母リーダーが子どもの教育や保健・安全に関する課題を確認し、その改善のために保護者と協働して、資機材購入費100米ドルの範囲内でできる具体的な2つの活動を提案します。そして、保護者会議で説明し、うち1つの活動を選んで覚書を締結し、実施することになります(写真)。父母リーダーと保護者が、子どもの課題への理解を深め、活動で改善につなげることを目指しています。2校での活動は、教室床の補修、そして扉と窓の補修です。
*行動計画2は、教員研修を実施した後に教員と父母リーダーの協働で行なう活動。

2510_3

 

□ナゾンベ教育区での父母リーダーの学校活動

当会が資機材費100 米ドルを供与して、父母リーダーが子どもの教育・健康・安全のための行動計画1を作成し、保護者の合意で実施する学校活動は、ナゾンベ教育区チャンガ校で完了しました。

◆チャンガ校(ナゾンベ教育区)
―2024年8月14日 覚書締結/9月23日 最初の資材供与/2025年10月31日 活動完了―
父母リーダーが行動計画1*で提示した子どもが抱える課題は、①生徒の過密状態と教員が遠くに居住しているための遅刻、②机・椅子の不足により床に座り授業を受けること、③生徒の欠席や中退。
次に提案した活動は①教員宿舎の床建設、②壊れた机の補修。一般保護者は、①教員宿舎の床建設選びました。
当会は、セメント(50kg)8袋を供与。学校は、セメント(50kg)1袋、現金4,500マラウイ・クワチャを負担。
教員宿舎の床―寝室3部屋、居間、倉庫、廊下、ベランダ―が建設されました。学校の自主事業として、木製窓枠の金属枠への交換、壁の内側とベランダの壁塗りと塗装、窓1つと内部のドアの修理が行われ、当会は、宿舎として使用できるまでの建設作業を継続的にフォローアップしました。

2510_4

|

« マラウイでの活動報告―2025年9月 | トップページ

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« マラウイでの活動報告―2025年9月 | トップページ