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2026年5月14日 (木)

マラウイでの活動報告―2026年3月

 CanDoはマラウイ共和国パロンベ県の初等学校において、ライフスキル教育を基盤とした教育と健康・安全を保障する活動形成事業を2023年12月に開始。JICA草の根技術協力の受託事業で、県の9教育区のうち4教育区を対象として、事業期間は2026年11月末までの3年間です。
 父母リーダーへの研修とその後の活動形成、および教員への研修と教員・父母リーダーが協働する活動形成、そしてチーフへの研修を行ないます。モザンビーク国境に接した南東部のナゾンベ教育区(11校)とクランベ教育区(12校)で始め、次に北部のミテケテ教育区(8校)とコンゴロニ教育区(12校)を対象として活動しています。

□コンゴロニ教育区、ミテケテ教育区、クランベ教育区でチーフ研修

 コンゴロニ教育区、ミテケテ教育区、クランベ教育区の3教育区でチーフ研修を実施しました。研修のテーマは4つで、①ライフスキル教育の理解、②社会における対立の回避と共存、③性に関わる課題の理解、④家庭内暴力の終結と予防です。
 2月に開始したコンゴロニ教育区では第3回と第4回を実施。登録チーフは12校120名、全4回の累計出席率は99.2%となりました。ミテケテ教育区は、全4回を実施。登録チーフは8校80名、累計出席率は96.9%。クランベ教育区は、第1回を実施。登録チーフは12校120名で、出席率は100%でした。

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□ミテケテ教育区で父母リーダーによる学校活動

 ミテケテ教育区の2校で、100ドル分の資材を供与した、父母リーダーによる行動計画1の学校活動が完了しました。活動の詳細は次の通りです。

◆ゼンジェ校(ミテケテ教育区)
―2026年1月15日 覚書締結/2月11日 最初の資材供与/2026年3月22日 活動完了―
 父母リーダーが行動計画1で提示した子どもが抱える課題は、①机不足により授業中に床に座ること、②埃の多い場所に座ることにより、インフルエンザなどの病気にかかること。次に提案した活動は、①床補修、②机の修理。一般保護者は、①机の修理(写真)、を選びました。当会は、木材(1*8*108インチ)30本、ボルト・ナット200個、釘2kg、木材用接着剤1/2L、サンドペーパー2枚を供与。31台の机・椅子(うち19台は全体修理、12台は机か椅子のどちらかを修理)が完了しました。

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◆ナマンジェレマ校(ミテケテ教育区)
―2025年10月1日 覚書締結/2025年11月18日 最初の資材供与/2026年3月5日 活動完了―
 父母リーダーが行動計画1で提示した子どもが抱える課題は、①教室のドアや一部の窓が開口部のみで、子どもの安全確保が不十分であること、②壊れた机による不衛生な環境、③不衛生による疾病の恐れと床に座り、教育への関心が下がること。次に提案した活動は、①教室のドア設置、窓開口部への通風ブロック設置、②机の修理。一般保護者は、①教室のドア設置、窓開口部への通風ブロック設置を選びました。当会は、セメント(50kg)3袋、ドア1枚、釘(4インチ)12本、蝶番2個、南京錠対応ボルト1個、南京錠1個を供与。教室のドア購入・防虫剤の塗布・設置、通風ブロックの作成と窓開口部への設置が完了しました。

□クランベ教育区とナゾンベ教育区でライフスキル教員と父母リーダーによる学校活動

 父母リーダーによる行動計画1による学校活動が終了した学校では、行動計画2に基づくライフスキル教員と父母リーダーによる学校活動を実施します。行動計画2は、教員が子どもの教育や保健・安全に関する具体的な課題を確認し、その改善のために父母リーダーと協働して、資機材購入費100ドルの範囲内でできる2つの活動を提案します。そして、父母リーダー、チーフ、校?、ライフスキル教員、各委員会メンバーが参加する会議で、行動計画2を説明し、うち1つの活動を選んで覚書を締結し実施します。
 クランベ教育区の5校に専門家を派遣して作業を実施。ナゾンベ教育区の2校と覚書を締結しました。クランベ教育区の3校では、行動計画2に基づく学校活動が完了しました。活動の詳細は次の通りです。

◆チトコロ校(クランベ教育区)
―2026年1月21日 覚書締結/3月2日 最初の資材供与/3月9日 活動完了―
 教員と父母リーダーが行動計画2で提示した子どもが抱える課題は、①子どもたちの欠席、②水媒介性疾患と空気媒介性疾患の発生。次に提案した活動は、①男子用小用スペースの建設、②教室の床補修。一般保護者は、① 教室の床補修(写真)を選びました。当会は、セメント(50kg)9袋を供与。1教室の床補修が完了しました。

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◆マカワニ校(クランベ教育区)
―2026年1月13日 覚書締結/2月17日 最初の資材供与/3月9日 活動完了―
 教員と父母リーダーが行動計画2で提示した子どもが抱える課題は、①小用(排尿)スペースの不足、②衛生用品の不足(思春期の女子の衛生用品の不足と蛇口付きの手洗い台とバケツ)、③不衛生な衛生状態および下痢などの疾病の発生。次に提案した活動は、①男子用小用トイレの建設、②全教室への手洗い台の設置。一般保護者は、①男子用小用スペースの建設(写真)を選びました。当会は、セメント50kg)8袋、レンガ補強用ワイヤー2個、ポリ塩化ビニル管1個を供与(学校がレンガを負担)。男子用小用スペース1棟が建設され下水パイプが敷設されました。

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◆クランベ校(クランベ教育区)
―2026年2月13日 覚書締結/2月26日 最初の資材供与/3月9日 活動完了―
 教員と父母リーダーが行動計画2で提示した子どもが抱える課題は、①教室不足により、子どもたちが概念を理解できないという認識につながっている、②教室の窓が壊れていて、授業中に悪天候の影響を受けること。次に提案した活動は、①教室の屋根補修、②教室の窓ガラスの購入。一般保護者は、①教室の屋根補修を選びました。当会は、木材(2*3インチ*12フィート)50本、防虫剤4L、釘(5インチ)4kg、屋根用釘4kgを供与(学校は現金MWK2,000を負担)。1年と4年の教室の屋根の修理が完了しました。

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