ケニアでの活動-月間報告 2018年1月~2月(3月4日)
ケニア共和国マチャコス地方マシンガ県において、(独行)国際協力機構(JICA)草の根協力事業が2月末、外務省日本NGO連携無償資金協力(N連)が3月4日で終了するにあたり、1月にJICAの終了時評価、2月、N連の外部監査が行なわれました。
保健活動では、地域保健ボランティア(CHV)育成研修の修了証授与式が、1月、ミクユニ地域保健単位(CHU)とカトゥリエCHUで、2月に8つ目で最後となるムシンギニCHUで実施されました。
CHVへの追加研修として、1月に乾燥野菜の研修を2つのCHUで実施しました。研修の後は、修了したCHVが研修で学んだ内容を住民に伝える学習会を支援しています。1月にエイズ学習会が2CHUで、早期妊娠予防の学習会、子どもの保護の学習会が各1CHUで行なわれました。
CHVを指導する地域保健普及官(CHEW)は公衆衛生官と看護官が兼任しています。そのうち新任の看護官に対する研修がCHVへの支援には必要なことが、2016年度に明らかになりました。2017年度は5か月にわたった看護官のストライキの影響を受けて、実施を延期。2月に5日間の研修を実施しました。また、それ以外のCHEWを対象として、3日間の再研修を実施しました。
小学校における保護者の学校運営能力向上も目的とした、教室の構造補修では、1月に4校、2月に6校で床仕上げの工程まで進みました。
小学校では、保護者でもある地域保健ボランティア(CHV)のよる学習会の開催を支援しました。保護者を対象とした、乾燥野菜の学習会が1月に10校、2月に9校で開催されました。2月、保護者を対象に、早期妊娠予防をのべ10校、子どもの保護を3校、衛生・栄養・子どもの発達、エイズを各2校で開催。2月には、子どもを対象とした学習会として、エイズ、早期妊娠予防の学習会を各2校、エイズと早期妊娠予防と合わせ短時間で1校で開催しました。
3月末でナイロビ事務所を閉鎖しました。
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